simpletrader YASUのブログ

移動平均・Bバンド・ラインを使ったトレード手法です

損失回避性・プロスペクト理論

投資をしている人なら1度は耳にしたことがあるであろうプロスペクト理論。
FXやってて、7年たってようやく気付いたこと。
プロスペクト理論には逆らえないということ。
今まではどうにかしてこの人間の習性を押さえ込んで変えてやろうと思って、損切りは○○PIPSまでとか、逆指値を絶対に入れるとかやってました。
でも、結局は何回かに1回は逆指値をずらしてみたりして大きな損失を出してへこむ繰り返し。
結局こつこつドカンは人間である以上、あたりまえに起こしてしまう失敗であってしかるべき行為なんですよね。
なので今は、プロスペクト理論を受け入れ、ドカンをやってしまってもプラスで終われるように目標を変えて取り組んでいます。自分の場合1~2ヶ月に1回大きなやらかしをする傾向があって、要は1~2ヶ月でドカン貯金をためておいて、いざドカンをした時でも資金的には前に進んでいる状況を作り上げることを意識して取り組んでいます。


あとは、損切りというものになれること。これも「意識を損切りをする」ことだけに意識を向けるのではなく、損切りをしたことで次のチャンスをつかめたという成功体験を積んでいくことにも意識を向けたほうが良いですよね。
損切りだけに意識が行っていると、切った後の動きが気になってしまい、持っておけばプラ転してたとか、切っておいて助かったとかその場その場での感情に支配されてしまって、折角損切りしたのに将来的に全く意味の無いことになってしまいます。これでは何回損切りしても、損切り上手にはなれません。
自分はずっとこの状態でやらかす度にチャートを見てこれがだめだったとかやってましたが、これは結局のところ自分のスタイルがブレブレであった証拠で、これっ!て決めた手法以外でトレードしなくなればあんまり意味の無いことなんですよね。
それよかこの手法は損切りがある程度あってもトータルでは勝てるという自信を得るためにも損切りはやっぱりすべきなんではないかと。
損切りが本当に怖くなくなれば今の自分のようなチキンな利食いも減るのかも(チキン利食いが正しいやり方という認識に変わる可能性もありますが)しれないし、エントリー・保有中のドキドキハラハラな感情もなくなっていくのかな~って思います。

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