simpletrader YASUのブログ

移動平均・Bバンド・ラインを使ったトレード手法です

トレードの基本2 

こんばんは、久々実家に帰ったものの意外とやることないし更新でもしてみようかと。
今回はFXにおいて(というかどんなことにおいても)成長するのに大切な考え方・方法を書こうと思います。
一度でも社会人になったことのある方なら(アルバイトでは教わらないですが)超超常識的なことをFXにも当てはめただけなんですが、もし知らない方がいればこの考え方は大きな武器になると思います。


まずは、自分の考える理想的な成長曲線についてですが、これは性格も関係してくるのであくまで個人的な考えです。
① 手法・ルールを決める
  有名ブログや良書でより自分にあった手法・ルールを選ぶ
② 過去のチャートで手法の優位性を検証
③ 実際のトレード履歴から成績検証
④ ①以外でエントリーしてしまったトレードの排除
⑤ ①の手法でスルーした方が良いパターンや損切り・利食いの調整など、 無駄を省いてトレードの精度を上げる
  ※ 一回一回のトレードで伸ばせばよかったとか切ればよかったとかだと身にならないのであくまでもトータルで考える
⑥ 成績が安定してきたら枚数を上げる→検証
⑦ 上げた枚数でも少ない枚数のときと変わらないトレードができるようになる(枚数・金額でメンタルがブレずにトレードできる)
  成績が安定してないのに10枚とか20枚でトレードするのは、スリルを味わいたいだけのただのギャンブルと変わりません!
⑧ ⑥⑦の繰り返しで複利運用


 ⑥までいければ成長曲線は一気に急角度で上昇していくと思いますが、⑤までが非常につらく厳しい
道のりですよね。なんせ勝ち負けがランダムに発生する相場の世界では自分が成長できているか実感し辛いですからね。たぶん、本当の意味で実感できるのは⑥の段階にきてからだと思います。
なので⑤までの段階では、例えば損切りをルール通りできるようになった等、成績ではなくて項目にフォーカスを当てて成長を実感していくのが効果的だと思います。


さて、冒頭に書いた社会での一般常識をFXにも当てはめるという話ですが、
それは


いわゆるマネージメントサイクルを活用するということです。
PDCAサイクルって言うほうがメジャーなのかな?
プラン→ドゥー→チェック→アクション→プラン・・・を繰り返していく考え方で
要は分析をして、問題点を発見し、プライオリティー(優先順位)の高い問題から改善策を練り、実行し、効果測定をする。もし、効果が現れていなかったら違う改善策(やり方)で再トライ・・・


この繰り返しで自分のやらなくてはいけないもの・優先順位を頭で整理して実行していくのが最も効率的で勝ち組への近道だと思います。


そして、改善策を考える際に重要なのは、問題点を掘り下げることです。
簡単に言うと、なぜ?どうしたら?を常に意識して考えることです。
例えば、損切りがちゃんと出来ないことがトータルの成績を悪化させているという問題点を発見したとします。ここで、損切りを20PIPSに設定して必ず切る!と、すぐに取り掛かるのではなくて、


なぜ損切りができないのか、
明確な損切りポイントがある局面以外でトレードしたときに大きな損がでているとか
逆指値を設定したのにそのポイントに近づいたらストップをずらしちゃったとか
ポジった瞬間に一気に逆行しだしてなかなか決済ボタンをクリックできなかったとか
損切りが出来なかったトレードがどのような状況のときで、どのような精神状態・感情の時だったのかをしっかり振り返って改善策を練ることが大切です。でないと的外れな改善策を実行してしまい、思うように効果が出ない可能性があるからです。


ということで、今回も長くなってしまいましたが、PDCAをFXで実行したことのなかった方は是非一度試して頭を整理すると良いかもしれません。


それでは






×

非ログインユーザーとして返信する